タロット占いで相談しやすいこと仕組みと問いの立て方
恋愛の悩みを電話占いやチャット占いで相談してみたいけれど、「タロット」と「それ以外の占い」のどれを選べばいいのか分からない。この記事は、そんなあなたのための記事です。
占術の中でも、タロットは私が特に好きな占いなんです。78枚の絵柄の一枚一枚に意味があって、調べ始めると止まらなくなります。タロットで何が分かるとされているのか、どんな問いだと話が進みやすいのかを、仕組みから順に説明します。
読み終えたときに、あなたが相談の前に自分の問いを一つの文にできることを目指します。
タロット占いはどんな仕組みか
タロット占いは、絵の描かれたカードを混ぜて引き、出たカードの意味と並び方から状況を読み解く占いです。生年月日などの情報を使わず、相談したその時に引いたカードを手がかりにする点が特徴です。こうした占いは、偶然出たものに意味を見いだす「卜術(ぼくじゅつ)」に分けられることがあります。
一般的なタロットは78枚で、大きく2つのまとまりに分かれます。
| まとまり | 枚数 | 内容 |
|---|---|---|
| 大アルカナ | 22枚 | 「愚者」「恋人」「運命の輪」など、名前のついた札。人生の大きなテーマや転機を表すとされます。 |
| 小アルカナ | 56枚 | ワンド、カップ、ソード、ペンタクル(コイン)の4種類が各14枚。日々の出来事や気持ちの動きなど、具体的な場面を表すとされます。 |
占い師によっては大アルカナの22枚だけを使う人もいます。また、カードが逆さまに出たとき(逆位置)に意味を変えて読むかどうかも、占い師の流派や考え方によって違います。
私がつい夢中で読み比べてしまうのが、カードの並べ方です。「スプレッド」と呼ばれます。1枚だけ引く方法、過去・現在・未来を3枚で見る方法、10枚を十字形に並べる方法など、いくつもの型があります。どの型を使うかは、問いの内容に合わせて占い師が選ぶのが一般的です。
タロットで相談しやすいこと
タロットは「その時に引いたカード」を読む占いなので、生まれ持った性質や何年も先の流れよりも、今の状況や近い時期の動きを見るのに向いているとされます。恋愛の相談でいえば、次のような問いが話を進めやすい形です。
| 問いの種類 | 例 |
|---|---|
| 今の状況を整理する | 相手は今、私との関係をどう感じているか |
| 選択肢を比べる | 連絡を自分からする場合と、待つ場合とで、それぞれどんな流れになりやすいか |
| 自分の気持ちを見つめる | 私がこの関係で本当に望んでいることは何か |
| 近い時期の動き | この1〜3か月で、関係が動くきっかけはどこにありそうか |
ここ、大事なところです。特に「選択肢を比べる」問いは、タロットの使われ方としてよく知られています。AとBのそれぞれにカードを引き、出た札を並べて見比べることで、自分では気づいていなかった不安や望みに目が向くことがあります。
タロットは「答えを決めてもらう」道具というより、今の状況を言葉にして、自分で選ぶための材料を増やす道具と考えると使いやすくなります。
タロットが向いていない相談
反対に、次のような相談はタロットの得意分野から外れるとされることが多いです。
- 生まれ持った性格や、一生を通した運勢の傾向(生年月日を使う占いのほうが扱いやすいとされます)
- 何年も先の具体的な出来事の予言
- 同じ問いを、結果が気に入るまで何度も引き直すこと
- 病気や法律、お金の契約など、専門家の判断が必要なこと
気になると何度も聞きたくなりますよね。でも、同じ問いを短い間に何度も占うと、出たカードの意味がぶれて、かえって迷いが深くなりがちです。多くの占い師も、同じ問いは時間をおいてから見るように勧めています。生年月日を使う占いについては、西洋占星術と四柱推命の記事で説明しています。
健康の不安、借金、法的なトラブルは、占いではなく医療機関や公的な相談窓口に相談してください。占いの結果を理由に、治療や契約の判断を変えないことをおすすめします。
問いの立て方 - ぼんやりした悩みを一つの文にする
タロットの相談は、問いがはっきりしているほど、限られた時間で話が深まりやすくなります。電話占いやチャット占いは時間や文字数で料金がかかることが多いので、相談の前に問いを整えておくと、使いすぎの予防にもなります。
問いを整えるときは、次の3つを意識すると形にしやすくなります。
- 誰と、どんな関係の話かを一言で書く(例:半年前に別れた元恋人)
- 知りたいことを一つに絞る(気持ち、流れ、自分の動き方のどれか)
- 時期の幅を決める(今、3か月以内、半年以内など)
たとえば、次のように言い換えられます。
| ぼんやりした悩み | タロットに向く問い |
|---|---|
| 彼とどうなるか知りたい | 付き合って2年の彼と、この半年で関係はどう動きそうか |
| 元恋人とやり直せるか知りたい | 元恋人に今連絡するのと、3か月待つのとでは、どちらが落ち着いて話せそうか |
| 好きな人の気持ちが分からない | 職場の先輩は今、私をどんな存在として見ていそうか |
「できるか、できないか」で聞くよりも、「どう動きそうか」「どちらがよさそうか」で聞くほうが、具体的な話になりやすいとされます。相談の準備全体については、はじめての相談の準備の記事もあわせて読んでみてください。恋愛の相談ごとに問いの例を並べた恋愛の悩みを占いで相談するときの聞き方も、タロットの問いを考えるときに役立ちます。
相談するときに覚えておきたいこと
タロットの読み方には決まった一つの正解がなく、同じカードでも占い師によって言葉が変わります。それは不正確ということではなく、問いと文脈に合わせて読むという占いの性質によるものです。
そのうえで、次の点を覚えておくと安心して使えます。
- 結果は「そうなりやすい流れ」として受け取り、決めるのは自分だと考える
- 相談する前に、1回あたりの時間と金額の上限を決めておく
- 不安をあおる言葉や、高額な商品・祈祷を勧められたら、その場で決めない
使いすぎを防ぐ工夫は使いすぎを防ぐに、悪質な勧誘の見分け方は悪質な占い・霊感商法の見分け方と相談先にまとめています。タロットが得意な占い師を探すときの見るところは、占い師の選び方で説明しています。