四柱推命とは生年月日と生まれた時間で見る東洋の占術
恋愛やこれからの生き方について相談したいけれど、「四柱推命」と聞いてもどんな占いなのか分からず、選んでいいのか迷っている。この記事は、そんなあなたのための記事です。
漢字が多くて難しそうに見えますよね。でも仕組みを一つずつほどいていくと、暦の考え方がとてもよくできていて、私は調べるほど好きになった占術なんです。何を手がかりにする占いなのか、どんな相談に向いているとされるのかを、専門用語をできるだけ開いて説明します。
西洋占星術やタロットとの違いも、比べやすいように表にまとめました。
四柱推命はどんな占いか
四柱推命は、生まれた年・月・日・時刻をもとに、その人の性質や人生の流れを読み解く占いです。古代中国の陰陽五行説や暦の考え方を土台にして発展し、日本にも伝わって独自に広まったとされます。
生年月日など、生まれた時に決まる情報を使う「命術」に分けられることが多く、同じ命術の西洋占星術が星の位置を使うのに対して、四柱推命は暦の「干支(かんし)」を使う点が違います。
| 占術 | 使う情報 | 主な手がかり |
|---|---|---|
| 四柱推命 | 生年月日と生まれた時刻 | 暦の干支と五行 |
| 西洋占星術 | 生年月日・出生時刻・出生地 | 太陽・月・惑星の位置 |
| タロット | 相談の時に引いたカード | カードの意味と並び |
「四つの柱」と命式
四柱推命の名前は、生まれた年・月・日・時刻のそれぞれを「柱」と見立てることから来ています。
- 年柱(ねんちゅう):生まれた年
- 月柱(げっちゅう):生まれた月
- 日柱(にっちゅう):生まれた日
- 時柱(じちゅう):生まれた時刻
それぞれの柱には、暦にもとづいて「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせが一つずつ当てはめられます。十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類、十二支は子・丑・寅など、年賀状でなじみのある12種類です。ここ、大事なところです。この4本の柱を並べた表を「命式(めいしき)」と呼び、四柱推命の鑑定はこの命式を読むところから始まります。
流派によって細かな違いはありますが、生まれた日の十干(日干)をその人自身を表す中心とし、ほかの柱との関係から性質や対人関係の傾向を読む方法がよく知られています。
四柱推命の暦では、年や月の区切りが私たちのふだんのカレンダーと違います。たとえば年の切り替わりは1月1日ではなく、立春(2月4日ごろ)とする考え方が一般的です。あなたが年の初めに生まれた人なら、自分で調べた干支と占い師の命式が違うことがあります。
五行と、長い期間の流れの見方
四柱推命では、自然界を「木・火・土・金・水」の5つの性質で捉える五行の考え方を使います。十干と十二支はそれぞれ五行のどれかに当てはめられ、命式の中でどの性質が多いか、少ないかから、その人の持ち味やバランスを読むとされます。
五行どうしには、互いを育てる関係(相生)と、互いを抑える関係(相剋)があると考えます。
| 関係 | 考え方の例 |
|---|---|
| 相生(そうしょう) | 木は燃えて火を生み、火は灰となって土を生む、という順に育て合う関係 |
| 相剋(そうこく) | 水は火を消し、火は金を溶かす、という抑え合う関係 |
また、四柱推命には「大運(たいうん)」という、およそ10年ごとに切り替わる運気の区切りを見る方法があります。さらに1年ごとの流れ(年運)を重ねて、人生のどの時期にどんなテーマが表れやすいかを読むとされます。数年から数十年の単位で流れを見られる点が、四柱推命の特徴の一つです。この時間の長さが、私が四柱推命に惹かれるところでもあります。
四柱推命に向いている相談
こうした仕組みから、四柱推命は次のような相談に向いているとされます。
- 自分の性質の傾向を知りたい(人との距離の取り方、無理をしやすい場面など)
- 恋愛や結婚について、ここ数年がどんな時期にあたるのかを知りたい
- 相手との相性を、お互いの命式から見てみたい
- 仕事や住まいを変える時期の目安を、長い流れの中で考えたい
四柱推命は「今この瞬間の一つの判断」より、「長い期間の流れ」と「生まれ持った傾向」を見る相談で使われることが多い占いです。今の状況や選択肢を比べたいときは、タロットと組み合わせる占い師もいます。
反対に、「相手が今何を考えているか」のような短い期間の心の動きは、四柱推命よりも、その場でカードを引くタロットなどのほうが扱いやすいとされます。
生まれた日時ではなく、今の手のひらを手がかりにする占術もあります。命術とはまた違う見方をしたいあなたは、手相占いの線の見方とオンラインでの注意も読んでみてください。
相談の前に準備しておくこと
四柱推命では、時柱を出すために生まれた時刻を聞かれます。時刻が分からない場合は、年・月・日の3本の柱で鑑定する方法もあります。その場合、時柱から読む部分(晩年の傾向や子どもとの関係などとされることが多い部分)は扱えなくなりますが、性質の傾向や大運の流れは見られるとされます。
相談の前に、次のことをメモにしておくと話が進みやすくなります。
- 生年月日(西暦)と、分かれば生まれた時刻
- 相性を見たい相手がいれば、その人の生年月日(分かる範囲で)
- 知りたいことを一つの文にしたもの(例:この3年は、結婚を考えるのに向いた時期か)
長い期間の話は、つい時間をかけて聞きたくなります。1回の相談の時間と金額の上限を先に決めておくと安心です。具体的な工夫は使いすぎを防ぐに、相談の準備ははじめての相談の準備にまとめています。
四柱推命の結果は、性質や時期の「傾向」として語られるものです。出来事を約束するものではないので、結果を参考にしながら、決めるのはあなた自身だと考えて使ってください。